介護

介護現場でレクリエーションを行う理由!人間性の回復を図ること

こんにちは。坂本(@aki63188568)です。

介護の現場では毎日のようにレクリーションを行っています。

デイサービスや他の介護施設等では月間レクリエーション表を作成して、毎日毎日レクを楽しまれている事と思います。

介護現場におけるレクリエーションは、きちんとした根拠の中、成り立っています。

レクリエーション

  • レクリエーション(以下:レク)は、楽しさや心地よさを育む活動や参加に通じて、人間性の回復を図る事にあります。要介護高齢者のレク援助で重要な事は、要介護高齢者と介護者との関係を安定させながら、レク財といった活動プログラムのみならず、QOL(生活の質)の向上を目標におくことです。

赤い字で書かれたレク財(レクリエーション財)ってなに??

レクリエーション財

  • レクリエーション活動を行うときの、「レクリエーションとして行うもの」「何をするか」のことです。 例えば「しりとり」は1つの「レクリエーション財」と言えます。 介護、福祉の分野で健康維持や健康増進のためのレクリエーションを指導する人たちの間で使われる表現です。

他にも簡単なものでいうと、古今東西ゲームや、山手線ゲーム、今日は何の日などがあります。

何か作成物が必要なものでいうと、ペットボトルを使ったボーリングや、段ボールに穴を開けて行う玉入れなど。

お手軽さで言ったら、風船を膨らませて風船バレーなどをよく行います。

カラオケも機材があれば行う介護事業所や介護施設は多いですね。

さて、今回の本来のお題である【レクリエーションの本当の意味】を考えてみました。

レクリエーションは人間性の回復を図る

レクリエーションは楽しいと言ってくれる大勢の利用者や要介護者がいる反面、レクやみんなと何かを一緒にやるという事が苦手な方も少なからずいます。

レクに参加して楽しんでもらいたい!と思うことは、はたして全員にとって良い事なのでしょうか。

レクは楽しさを育むというが・・

私が思うに、万人にレクは受け入れられないと思います。集団が苦手、人と何かをするのが苦手、そもそも動くのが苦手、という方もいます。

その方に気軽に「一緒にレクリエーションを楽しみましょう」というのは、いささか浅はかなのではないでしょうか。

もちろん、介護保険上【ケアプラン】に沿ってケアを行います。それが大前提ですから。

その中にレク参加という文言があれば、それに沿って行う必要があります。

レクは苦痛でしかない方もいる

レクが苦手な人にとって、それは苦痛以外の何物でもありません。

ケアプランに沿ってケアを行っているとは思いますが、難しいのは家族の意向です。

出来る限り離床を促してくださいと家族から言われたとします。1回目は受けてもいいと思います。

ですが、2回目以降は本人の状態やある程度の性格がわかっているはずなので、本人はレクは苦手なようです。

と、家族に伝えます。それでも家族が離床して皆さんと一緒に・・・と同じことを言ってきたら、本人の意思も尊重します。

と言えるケアマネがいると良いですね。

自己満足でレクを誘うな!

私が言いたかったのが、介護保険のサービスがあーだーこーだー言う前に、本人のやりたいことを聞いてみろよ!です。

本人がやりたくもないレクを強要するなんて言語道断。

「みんなやってるんだからあなたも来て一緒にやりましょう。」

この介護職員の言葉掛けから連想するのは、この介護職員の自己満足か、この人をレクに誘わなければいけないという思い込み以外ありません。

ま、1週間くらいその利用者を見ていればレクが好きか嫌いかわかるんですけどね。

極端な事例を出してしまいました。ここまで無理矢理な介護職員も極めて少ないか、いないと思いたいです。

無理強いしても人間性の回復は望めないのかなと私は思います。

レクリエーションを行う本当の意味

そもそもレクリエーションは楽しく行うものと私自身教わってきました。ですが介護施設の利用者の一部の方がこういっていました。

「これってやらないといけないんでしょ。」や「この運動をやらないと私たち怒られちゃうんでしょ?」

この言葉から連想するのは【レクをやらされている】です。利用者の表情を見ていればわかります。

もちろん楽しそうにしている方もいます。全員が全員つまらないわけではありません。

しかし一部の方は【やらされている】のです。

生活の質の向上が根底にあるならレクは行った方がいい!だけどレクが嫌いや何らかで、できない人には無理強いしなくてもいいんじゃないの?

っていう事です。ケアマネの作るケアプランにもしっかりと記載して、何か代替できるものがあると良いですね。

結論は、レクを行う意味はその人らしさを失わない事だと私は思います。

もちろん機能訓練とかの意味合いもありますが、介護施設での個別ケアや極端に高い要介護者ですとそれがままならない場合も当然あります。

そもそも人間性の回復って何?これこそ前提が、「失ったあなたを取り戻せ!」なので、介護職員は必死になってレクにお誘いする事でしょう。

だったらその人らしい生活の維持でいいと思いますがどうでしょう。

最終的にはケアマネが作るケアプランに従うまでですけど。

ABOUT ME
坂本。
SE(システムエンジニア)を経て、現在は施設でケアマネジャーをしています。自分ももう40才になって、給料から介護保険料を引かれる年齢になりました^^:ブログでは趣味の旅行とダイエット記事を中心に自分の身の回りの出来事や介護事情に精通した記事なんかも書いています。