介護

介護士になって10年目!処遇改善を期待する前に介護の良し悪しを晒す

こんにちは。坂本(@aki63188568)です。

私事ですが、介護の仕事に就いて、10年目になりましたので、今まで経験した介護の仕事内容や良かった事やむかついた事などを書こうと思います。

というか、【介護士 10年目】というキーワードで検索すると、介護福祉士の10万円アップの記事や【介護を辞めたくなる理由】などの記事がトップに来るんですよね、なぜか。

私も書いてますよ。介護福祉士の10万円給料が上がるかも!?という記事は!!

それよりも、10年目の介護士がどのような記事を書いているのか参考にしたかったのですが、全く参考にならない事実。

探せば書いている方はいるんでしょうが、全くのオリジナルで以下、書いていきます。

しかしまぁ、介護のイメージは相変わらず偏見のかたまりのようです。ん、もしかしたら偏見を持っているのは私か??偏見が正しく思えてきた・・ww

介護職の良いこと悪いことを晒す

介護職の良い悪いは人によって考え方や思いは様々ですが、私が介護士(介護業界)を10年経験してきて思った事を箇条書きで書き出します。

介護職やってて良かったと思った事

  • 人から褒められる。
  • 人から「介護やってるの?凄いね」と言われる。
  • 「ありがとう」と、やたら言われる。
  • 人から頼りにされる。

介護職やっててダメだなと思った事

  • 職員同士(事業所内)の人間関係。
  • 賃金、給料。
  • 夜勤中の不安。
  • 人手不足な職場。
  • 過重労働。
  • 対利用者のストレス

ざっくりとですが、こんなもんでしょう。

介護士10年の経験から考察してみる

私が介護の仕事を始めた時は、当たり前ですが10年前です。その10年前では、今と大きく変わっていることは殆どありません。

段階を踏んでから介護の世界に入っていくというのは、今も昔も大して変わりがないのが現状です。

ヘルパー2級から介護職員初任者研修へ

介護士の初期の資格として、介護職員初任者研修というものがあります。

>>介護職員初任者研修

私が10年前に取得したときは【ヘルパー2級】という名称でした。

今は【介護職員初任者研修】という名前にかわっていますね。ですが、受講した内容を聞くとヘルパー2級と大して変わらないそうです。

介護業界で食べていこうと思ったら、土足で踏み入れるよりも、まずは資格という武器をもって臨むという事は、今も昔も殆ど変わっていないようです。

介護福祉士までの道のり

前項で書きました介護の資格で、一番重要なのが介護福祉士(国家資格)です。

介護の世界で食べていくなら是非取得したい介護福祉士。

ですが最近では介護保険法の改正やらなんやらで、取得するのが以前より面倒になってしまったのは事実です。

それは【実務者研修】という研修が必須となってしまったからです。

実務者研修とは

「実務者研修」では、より質の高い介護サービスを提供するために、実践的な知識と技術の習得を目的としています。
介護職員として働くうえで必要な介護過程の展開や認知症等について学ぶことができ、介護の専門家として生涯働き続けるためのスキルを磨くことができます。

平成25年度より介護職員基礎研修及びホームヘルパー1級は「実務者研修」へ一本化され、新しいキャリアパスでは平成28年度(平成29年1月)の介護福祉士国家試験から、受験資格として実務経験3年に加えて、実務者研修の修了が義務づけられます。

介護職員実務者研修

以前であれば、経験3年あれば受験可能で、更に前は福祉大学等を卒業すると、セットで介護福祉士の資格がもれなくついてきた時代もありました。

それと比べると資格を取得するのは、今は本当に面倒になってしまいましたが、それでも介護に携わるのであれば絶対に欲しい資格です。

介護の仕事内容について

介護の仕事は基本的には変わっていません。介護の基本は利用者に寄り添う介護。私はこれは変わってほしくないやり方の1つです。

仕事内容としては、基本的な介助や身の回りの世話、話し相手をする傾聴など、根本は全く変わりません。

最近では「マイナスの介護」というものが主流となってきています。

マイナスの介護とは

マイナスの介護とは、デイサービス等で実際に行われている事なのですが、床に段差を設けるとか階段を使って行き来するとか。

今までの介護ですと、危ないから段差は無くして平坦な床や廊下を作るとか、利用者に対して負荷が掛かるからエレベーターを使うなど。

それに対して、全く逆の事をするという事なのです。階段を上り下りし、段差をゆっくりでいいので歩いてみたり。

これが、きっかけとなって足が不自由な人が歩けるようになったり、入浴が自分で出来るようになったり、

今までマイナスとされてきた段差などを作ることによって、利用者のQOL(生活の質)が見事に上がる例が多く報告されています。

施設介護の現状

施設介護は、今まで10年間携わってきましたが、ほとんど変わらず、職員都合が多々見られます。

私はしょうがないのかなと思います。人手が足りず、かといって新入社員がすぐに入社するわけでもないですし、人件費もそんなに出せるわでもなし。

これこそ本当のマイナスの事をずっとずっと施設介護は続けています。

介護のしがらみという造語?は施設介護から来ているのではないかなと私は思うくらい、全くと言っていいほど変わっていません。

処遇改善による給料などの賃上げについて

私が10年前に介護を始めた時の初月給(常勤で夜勤4回やった時)は総支給で20万程度。税を引くと手取りで15万円台になった時もあります。

しかし、現在は処遇改善手当なるものができ、介護士の給料も徐々にですが、上がってきています。

>>介護士と介護福祉士の給料が上がる!?処遇改善加算見直しの朗報

実際のところ、処遇改善で今まで3回ほど給料が上がっている(事業所による)のは事実。

これからも処遇改善を賃金で行うことも国が考えていますので期待しましょう。

まとめ

介護で一番ダメなところは、連携を取りたいけど独りよがりが多いという事に尽きます。

介護業界の人間関係も、自我を通す人が結局は勝つ業界。意見を言えない人は、周りに従うか辞めていく選択をしてしまうのも事実。

転職を考えても結局のところ、転職先でも同じことが待っているのが介護業界。

給料だけで考えても、ピンからキリまであるのも介護業界。

ただ楽しく仕事がしたいというだけなのに、こんなにも悩むことが多いのも介護業界。

処遇改善で給料が上がってくれると、きっと皆の意識も変わってくるかもしれないし、興味がなかった人たちも働きに来てくれるかもしれません。

そんな国の政策にひそかに期待している私でした。

ABOUT ME
坂本。
SE(システムエンジニア)を経て、現在は施設でケアマネジャーをしています。自分ももう40才になって、給料から介護保険料を引かれる年齢になりました^^:ブログでは趣味の旅行とダイエット記事を中心に自分の身の回りの出来事や介護事情に精通した記事なんかも書いています。