介護

転職を5回繰り返した介護士がブラック介護施設と転職の利点を語る

こんにちは、坂本です。

介護士にとってブラックな介護施設、なんともやばそうな介護施設をイメージしてしまいますね。

ブラックな介護施設とは、明確な定義はありません。そもそも介護業界自体が結構ブラック的な要素が多いような気がします。

ダメダメな介護施設、入所されている利用者様が現場職員や事務所の様子を見て気が付く方も結構います。

私はIT業界から介護業界に転職をし、その介護業界の中で5回も転職をしました。そこで見えてきたブラックな介護施設の実態と、私が経験した転職の利点を惜しみなくお伝えします。

介護士から見た介護施設のブラックな要因

介護士が客観的に見て、この介護施設ダメだな!超ブラックじゃん!という内容を主観も交えてお伝えします。

介護施設のブラック要素①残業代が出ない

介護でも他でもそうですが、働いたのであればその対価、賃金を支払うのは当たり前の事です。給料自体が未払いなのは転職をおすすめするというよりも、その企業自体がブラック確定なので早く辞めましょう。

残業代も似たようなもので、残業代未払いと言ってしまえば給料未払いと同じで、今すぐにでも辞めるべき。

ですが、曖昧な部分があって、10分20分過ぎてしまった残業については出ませんよ!申請すれば残業代は出しますよ!というような暗黙の了解が介護施設内で広まっています。

介護の世界は申請ばかり

介護の世界も何をするにも申請や許可が必要になります。休むにも休暇届を提出したり、有給休暇を取るにも申請が必要です。

色々と面倒ですが時代の流れなのでしょうか、今では申請だの記録だのうるさい世になってしまったと実感しています。

さて、話がそれましたが、もちろん残業もそうです。

施設長から残業をお願いされた時に初めて残業申請の用紙に書き込むことが出来ます。

今私が働いている介護施設は1時間単位以外は残業代を申請できません。

もうこの時点でブラックですよね。申請できないという事は30分残業したら0円、1時間30分残業したら1時間分の残業代しか払わないという事です。

残業ではなく30分前に来る介護職員もいる

介護の仕事は忙しいから皆、早めに終わらせようと頑張るのです。しかも残業どころか早出までして。

30分前に来て仕事を早めに済ます前倒し作戦を実行している介護職員は決して少なくありません。

このように忙しいにも関わらず、早出する方たちにも絶対に賃金などは出ません。なぜなら施設長が早く来て仕事しろと言っているわけではないからです。

介護施設のブラック要素②人間関係による職員の委縮

介護施設で転職を繰り返す理由として、人間関係が絶対あります。

人間関係の悪化で悩む介護職員や、転職したけど強く言われてしまった職員など悩みは様々。そして人間関係をより難しくしているのが、入社してみないと本質がわからない事と、数カ月経ってみないと実態がわからないという事です。

私は以前このような記事を書きました。

介護の人間関係は苦労する!転職を繰り返す理由は個性的な職員ばかりだからこんにちは、坂本です。 介護士はなぜ転職を繰り返すのか。なぜ1つの介護施設や介護事業所で長く働く事ができずに辞めていくのか。 ...

この記事に介護施設の人間関係の事を書きましたので、合わせて読んでみて下さい。

介護施設で働く人間関係を改善するためには?

介護施設で働く職員は介護士のみではありません。

介護施設によっては、医師や看護師などの医療に携わる職員、ケアマネや社会福祉士といった相談員として働いている職員もいます。

介護以外にもこれだけの職種が最低限いるのですから、まとまりが取れるわけありません。改善するというよりは、相手をまずは受け入れてしまう事が大事なのです。

人間関係の改善であなたが出来ること

他人を受け入れて共感し、もしも叱られたら謝る。理不尽だけど謝る。謝るだけで問題が解決するなら安いものです。

気に入らない相手の為に自分のプライドを捨てるのではなく、あなたが真に持っているプライドがあるからこそできること。そして万が一にもムカっときたら信頼できる親友や職場の同僚に愚痴る(話す)。

信頼できる職場の上司や先輩に状況を聞いてもらい、改善できるところは改善をしてもらう。でも改善しない場合がほとんどなので、施設の雰囲気を客観的に楽しむ。

最低限のことを書きましたが、相手よりも自分自身(あなた自身)がうまく立ち回った方が、人間関係の部分ではうまくいくことが多いです。

信頼できる仲間を作って人間関係改善はもとい、介護施設全体の改善が出来ると良いですね。

介護の転職の利点・・・の前に?

もうどうにも今の職場が嫌になってしまった、転職して新しい職場で心機一転頑張りたい!現在働いている介護施設のブラック要素が染みついて、嫌気がさしてしまう方は数多くいます。

そんな時は、一呼吸おいてもう一度考え直し、それでもだめなら転職をおススメします。

隣の芝生は青く見えるんだよね、という考え。

そんな言葉もありますが、一時的に自分を見失っているだけの感情であれば転職しないで頑張るのもありかと思います。

転職の利点は人それぞれでしょう。ですが、一時的な感情論だけで転職を決めてしまうのもどうなのかな~とも思います。

転職って色々手続きは面倒だし、そもそも今の場所を辞めなければならない。

今の介護施設は嫌だから辞める、と言っても結構周りが引き止めたり、長く勤めたところだと妙に人情味が溢れていて、辞めたいけど辞めにくいことって結構あります。

それを振り払っても辞めることが出来たなら、以下に書きました介護の転職の利点を読みましょう。

介護の転職の利点

いよいよ本題の介護の転職の利点。

介護の転職の利点はたくさんあります。しかし、その利点はあなたの転職理由に左右されるかと思います。

あなたの転職理由は何ですか。

介護士の主な転職理由と動機
  • 前の職場とのトラブル
  • 前の職場が嫌で辞めた
  • 異業種からの転職(介護に興味があった)
  • 他を見てみたいと思った
  • 自分のステップアップの為
  • とりあえず介護
  • 誰でも出来そうだから
坂本
坂本
まだまだありそうですがこの辺で(汗

この記事では、【介護士が介護現場に転職する】を基本テーマとし、利点を挙げていきたいと考えています。

転職の利点①新たな気持ちで心機一転頑張れる

今まで前の職場で嫌な思いをして働いてきたので、余計に頑張るという気持ちが強くなると思います。

また、新人は環境に慣れるということが最優先の仕事ですが、前の職場に比べたら・・という思いが働いて、意外と簡単に環境や他の仕事も覚えられる可能性もあります。

転職の利点②介護独特の【隔たり】や【しがらみ】が無い

介護のどろどろした環境に悩まされてきた方なら一番に考えることかもしれませんね。

転職後は人間関係による隔たりやしがらみが一切ありません。もしかしたら転職先にも以前みたいなしがらみがあるかもしれませんが、それは自分自身でどうにでもなることです。

そこにどっぷりと嵌まりたければ嵌まってもいいし、嫌な経験をしたことがあるなら干渉しなければいいだけの事です。

転職の利点③賃金と労働の割が合っているところを選べる

先に書きましたが、残業しても賃金が支払われないケースはたくさんあります。

ここでの選択肢は2通りあります。1つは残業が全くない所を選べること、2つ目はちゃんと残業代を払ってくれるところを選べる。

賃金に対して自分自身が選び、選択出来るということは、給料や残業代に対しての失敗が無く、お金の事で辞めた方なら慎重に選ぶことが出来るという利点が転職にはあります。

残業が無いと謳っている介護施設は意外とたくさんあります。そのような介護施設を選んで転職できることと、残業代は15分単位で出ますと謳っている介護施設も意外と多く、1分単位でしっかりと出ますと謳っている介護施設ももしかしたらあるかもしれません。

転職の利点④人間関係を最初から構築できる

転職することによって、悩みの1つであった人間関係をまっさらにできるということが利点として挙げられます。

介護の転職の利点②で書いた事と重複する内容かもしれませんが、新人で入ってきた職員に対して有効的に接してくる先人介護職員は少なからずいます。中には例外もありますが…

そこで自分自身(あなた自身)が、どのように構築するかは自由です。だって今まっさらなのですから。

今まで上司や同僚の理不尽な言動や行動で人間関係が嫌になっていたはずなのに、気持ちにゆとりが生まれます。そのゆとりあるうちに、転職先の人間関係をある程度見極めて、先人職員と接することが出来る利点をうまく利用して人間関係を構築しましょう。

転職の利点⑤上を目指せる

介護士にとって賃金の安さはもう絶望的な事かも知れません。

以前私はこのような記事を書きました。

介護福祉士の処遇改善で給料8万円アップ!国の介護方針に期待が膨らむこんにちは。坂本。(@aki63188568)です。 介護福祉士は2019年10月から給料が大幅に上がる可能性が出てきました。 なん...

介護福祉士資格者の賃金が上がるようなことを謳っていますが、実際上がる条件が厳しいような気がします。

転職の利点として挙げたいのが、転職先を選ぶ際に年齢や性別を気にせず、役職や施設長になる事が可能な会社や介護事業所を選ぶことが出来るということです。

基本的な序列の仕組みは介護の世界でも同じで、上に行けば自然と給料や賃金は上がります。それだけ責任が増えるのですから、賃金は上がって当然ということです。

そこに年功の序列や性別によるものは含まれないのが介護の世界なのかなと実感しました。

私の以前の勤務先では、私と同い年(昭和51年生まれ)の女性の方が施設長をしていました。もちろん給料は私よりは良いと言っていましたので、上を目指せる施設や介護事業所を転職先として選択できることも利点の1つではないかと私は思います。

まとめ

今あなたが働いている介護施設や介護事業所に息苦しさを感じたら転職もありだと思います。その1番の理由として、ストレスを溜めてまで介護の仕事をする理由ってあるの?という思いがあります。

転職することによってストレスを無くす、または減らせることが出来るなら是非転職を勧めます。

先にも書きましたが転職理由は人それぞれです。もしも長く働ける職場が見つかって、精神的にも肉体的にも安定出来れば転職を勧めて良かったと思います。

5つの転職の利点を挙げましたが、細かくはもっとあるでしょう。それは転職してあなた自身で見つけられる余裕が出来るといいですね。

ABOUT ME
坂本。
SE(システムエンジニア)を経て、現在は施設でケアマネジャーをしています。自分ももう40才になって、給料から介護保険料を引かれる年齢になりました^^:ブログでは趣味の旅行とダイエット記事を中心に自分の身の回りの出来事や介護事情に精通した記事なんかも書いています。