介護

介護士の処遇改善のみで介護士のストレスが解消するとは全然思えない

こんにちは。坂本。(@aki63188568)です。

介護の深い深い闇の部分、あなたは介護ストレスを溜めていませんか?

つい先日、僕はこのような記事を書きました。↓↓↓

>>介護福祉士の処遇改善で給料8万円アップ!国の介護方針に期待が膨らむ

それによれば政府が↓↓↓

勤続10年以上の介護福祉士を対象に、月額の平均で8万円相当の賃上げに踏み切る方針。

としています。賃上げは嬉しいですが、この上記記事を書いて5日ほど経って、僕自身が疑問に思う事が多々あります。

多々ある疑問の中で、介護ストレスについて挙げてみたいと思います。

[st-kaiwa2]あなたは介護ストレス解消できてる??[/st-kaiwa2]

賃上げのみで介護士のストレス解消となったら大間違い

介護ストレスって介護士の賃上げのみで解消できるものなのでしょうか。多少は出来るかもしれませんが、すべてではないでしょう。

その根拠に介護士の給料の下限は設けても上限は定まらない事が1つ挙げられます。要は人間って欲深く、そして自分にないものを欲しがる生き物です。

賃上げは介護福祉士のみでやらない方がいいと思う

賃上げするのであれば、ここは民主主義の日本です。どの介護職にもすべきです。

差をつけるのは構いませんが、絶対に介護福祉士のみに賃上げをしてはいけません。

なぜかというと、たとえ10年間のキャリアがある介護福祉士の賃上げをしたとしても、必ず「あなただけずるい」という人は出てきます。

または、「あなたは多くもらっているのだからその分多く働きなさいよ」と、あたかも自分が上の身分になったかのような立場で言ってくる人も出てくるでしょう。

他職種も賃上げするようなことは言っていましたが、ここは実現する事を祈るのと、慎重に行うべきだと僕は思います。

次に挙げる事が1番大事なのですが、介護の根底を変えないと無理です。

はっきり言いましょう。

介護の根底を変えないと無理です!!

でも努力はします。

介護の根底を変えてストレス無い環境づくり

介護施設や介護事業所は苦労して今の現場の雰囲気や中身を作り上げてきています。

その中身は蓋を開けると、長い年月で出来上がった派閥、介護施設や介護事業所独特の精神論、適当さ加減が本当に適当な介護現場など、挙げるときりが無いくらい出てきます。

大きく分けて2つあるのでそれの具体的事例を挙げます。

其の1:人間関係からくるストレス

なんとなくの人間関係でしかない介護現場。ですがそのなんとなくの人間関係が厄介な時もあります。

派閥と大袈裟に書いたかもしれませんが、年配者や中堅介護士や介護主任に関係なく、自らこじれの原因を作ってしまうケースが多く見受けられます。

例1、ちょっとしたことからこじれてしまうケースの会話

[st-kaiwa1]ねえ、あなたはアイさんの介助のやり方どう思う?[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2]私はうまくやっていると思うよ。[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1]ふーん、うまくやってると思うんだ。へー。[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2]あれ、わたし何か変な事言っちゃったかな・・・[/st-kaiwa2]

介護現場って不思議で、このような小さなことの繰り返しで、ふとした時に翌日にはとてつもなく大きなことになっていたりします。

例2、他人に言いふらして場を乱すケースの会話

[st-kaiwa3]ねえユキさん、今年の敬老会は何をやるの?[/st-kaiwa3]

[st-kaiwa2]えっと、他の行事担当とうまく連絡できないから決まっていません。[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa3]えええ、まだ決まってないの?もう1週間切っているよ。ちょっと!みんな聞いた?まだ何もできていないんだって![/st-kaiwa3]

[st-kaiwa2]うう、そこまで皆に言わなくても・・・あなたの担当の時なんて当日まで何もしなかったじゃない・・[/st-kaiwa2]

準備ができていない方もよろしくありませんが、自分の事を棚に上げて物を言う介護職員なんて何人見て来た事か。

担当がいないのであれば手伝えるくらいの余裕を見せてほしいですけどね。

2つしか挙げませんでしたが、ほんの1例にすぎません。

人間関係からくるストレスは、誰かの悪口を言っているのを聞かされる時や、自分が仲間外れにされている時などです。

仕事が合わない事もストレスですが、介護現場の内部は腐った人間関係のしがらみでいっぱいです。

其の2:対利用者に対してのストレス

これで悩む介護士も多いと思います。ですが、はっきり言いますが利用者さんは全く悪くありません。

理由として、きちんとした契約を交わしてここの事業所なり施設に入所または利用しているわけですから。

利用者の対応について殆ど議論されていない

ここを1番に根底から変えていくべきことのように思えます。

基本的には「ケアプラン」というケアマネが作成したものに沿ってケアしていきます。

例えばAさんという利用者がいて、そのAさんに対してきちんアセスメントとした生活課題に対し課題分析をしなければなりません。

ですが生活課題に対してケースカンファレンスが殆ど出来ておらず、ケアの仕方が全く分からない手探り状態で、悪い意味で個別の個別ケアになってしまっています。

わからないから失敗し、それがストレスになり辞めていくという定説

新人介護士は見ていることも多い(それが仕事)ですが、やり方がわからないから聞きます。ですが教えている先輩介護士もわからないので教えられません。

そして新人介護士は1週間後には1人立ちしなければならない介護現場は非常に多いです。それもストレスになります。

挫折して辞めていく新人介護士が後を絶たない理由は、利用者になめられることもしばしばありますが、対応がわからず自信喪失とストレスで辞めていきます。

もっと利用者の事を骨の髄まで知りましょう。そして考えましょう!具体的には、どのような人生を歩んできたかくらいまで。

そうすれば自ずとそのAさんの嗜好や趣味がわかって、それをネタに会話・傾聴し、それがきっかけで不穏状態が無くなり穏やかになったり、利用者と打ち解けられます。それでもうまくいかなかったら、うまくいっている先輩がいたら聞くなどして自分を成長させることも非常に大事です。

もっともっと利用者さんに興味をもって対応すると自信がつきますよ。そしてストレスなく介護士としての仕事ができますよ。

根本的に変えるなら施設の中身と介護士の常識

勿論賃上げが前提での話です。賃上げしなければ今の状態がさらに悪くなります。

介護事業所や介護施設は今の現状を客観的に知るべきです。そして見えなかった部分が見えたらそこを改善すればいいのです。

結果的に介護士のストレスになっている部分を徹底的に直し改善し、変えていかなければいけません。

賃上げに合わせて、国は何かを仕掛けてくるとは思いますが、今は原案のままなので何とも言えません。

ケアマネ以外にも介護士の方でもう無理だよこの施設。。。と思ったらこちらをご覧下さい。

僕の過去記事ですが、ケアマネや介護士に特化した求人を載せています。求人はこちら←。

まとめ:介護士がストレス溜めない環境作り

介護士のストレスは切っても切れないものだと思っています。ですが、ちょっとした対策で軽減するものが殆どなのも事実です。

介護士が必要な今、その介護士が倒れてしまっては元も子もありません。辞めてしまうのも勿体ないです。

先ほどから言っていますが、介護の現場は手探り状態から始まって今があります。ですが、もしオープニングスタッフが多い介護事業所が求人を募集しているところは一度確認してみてください。

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「人間関係は良好ですか?」と。1秒でも即答できなければ、俗にいう「古株」「お局」がいる可能性があります。もちろんオープニングスタッフがいる事業所は離職率が低く、評価する部分も多々あります。

ただ賃金を上げれば介護の問題のすべては解決せず、スタートラインに立ったと言った方が合っているのかもしれません。

ABOUT ME
坂本。
SE(システムエンジニア)を経て、現在は施設でケアマネジャーをしています。自分ももう40才になって、給料から介護保険料を引かれる年齢になりました^^:ブログでは趣味の旅行とダイエット記事を中心に自分の身の回りの出来事や介護事情に精通した記事なんかも書いています。